【日曜日の初耳学で大絶賛】最強マーケター森岡毅氏の『行動を変えるコツ』が凄すぎる | コミ知恵BLOG

【日曜日の初耳学で大絶賛】最強マーケター森岡毅氏の『行動を変えるコツ』が凄すぎる

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最強マーケター森岡毅氏の「行動を変えるコツ」を紹介

6月12日、TBS系列で放送された「日曜日の初耳学」で、USJをV字回復させた立役者、最強マーケターの森岡さんが、悩める若者男女に的確で解りやすいアドバイスをしていました。

林先生はじめ、スタジオでは「解りやすい!」、「なるほど~」などの反響でざわついていました。

この記事では、その中の一つ『人にはっきりものを言えない』と悩む建設業、男性へのアドバイスに特化して書いていきます。

 

男性の仮名は「DAIKI」さん、悩みはこうです。

建設業・管理職
部下のミスや遅刻など「注意しなくてはいけない」と思っていても、なかなか口に出して注意することができない

 

このように、こちらの想いや憤りを相手に伝えられないというのは、家庭や学校、コミュニティーでもよくある悩みです。

男性管理職のこのような性格を見越してか、職場では「遅刻」や「欠勤」が多発していると言います。

 

ここで森岡氏のアドバイス。

 

「ちなみに私は、いろんなリーダーのタイプがいて良いと思うんです」

 

「DAIKIさんは、優しいんですね」

 

「きっと思い切って注意したとしても、そんなにキツイ印象にならないと思いますよ」

 

森岡氏は、こんな例を挙げました。

森岡氏
でもさ、遅刻だけはマズいんじゃないか?

 

森岡氏
いっぱい良いとこあるんだからさ
遅刻だけは気を付けや

 

これを文字にすると、すこしドライに受けるかもしれませんが、番組で森岡氏が話すと、メチャメチャ温情味あふれる言葉に受けるんです。

 

ここから本題、森岡氏の「行動改善策」です。

森岡氏
行動ってなかなか変えられないですよね

森岡氏は続けます。

■意識を変えるには

意識・・・その瞬間に変わる

 

■行動を変えるには

行動・・・染み付いた神経回路筋肉がなかなか変ってくれない

 

気持ちや、考えを改めても、行動をすぐに変えられないのは上記の理由があるからだそうです。

なので、行動を変える極意とは・・

「すぐに変われないことを、あらかじめ覚悟して変わる

です。

すぐに変われないことに、ガッカリしない。

「そしたら少しづつ変わってくると」言います。

 

森岡氏
はじめは「5回に1回行動出来たら良い」
くらいに思うようにしてみてください

「そして”出来なかった4回”を嘆いたり、責めたりしないで出来た1回を時分に褒めるようにしてください」

「そうしたら、段々できるようになりますよ」

 

森岡氏は、最後に言います。

「DAIKIさんは、やさしく気遣いができる性格なので、それを変えないでくださいね」

「相手を思いやる言い方が、ちゃんとできる上司になるはずです。そういう面をだいじにしてください」

 

長所を尊重し、伸ばすようなアドバイスが流石ですね。

人に注意や苦言を指すときに注意する点

今回の話の趣旨は、「行動を変えるには」ということですが、DAIKIさんの悩みのように『部下に注意や苦言が言えない』という人は多いと思います。

ここで、注意や苦言を指すコツや注意点について、お話していきます。

 

前提として、普段からコミュニケーションで人間関係をつくっていることが大事です。

そして、その人間関係には規律があるか、という事もです。

人間関係がつくれていても、上司と部下という「けじめ」がついていない「なぁなぁ」な関係では、注意や苦言はまっすぐ伝わりません。

「なぁなぁ」な関係は注意する側の上司にしても、注意しづらくないでしょうか。

上司
普段、友達キャラで接して、いきなり上司ずらしにくいしな・・

先に苦言や注意、後に長所や良い面を伝える

部下に注意するときは、先に苦言を言ってから良い面を後に付け足すのが効果的です。

これは「親近効果」と言って、相反する意見を聞いた場合、後に聞いた意見の方が印象に残りやすいという効果です。

新近効果の例

■あの人って、口は悪いんだけど、根は良い人なんだよね

■あの人って、根は良い人なんだけど、口が悪いんだよね

前者の良い方の方が「あの人」が良い人に思えてきませんか?

 

その効果を利用して、先に「注意」してから、日ごろの「良い面」や「ねぎらい」を添えます。

 

■先に注意して、褒める例

遅刻はマズいぞ! 先週の企画提案見たけど、あんなに斬新なアイデアをもってる人間なんだから、つまらないことで目をつけられたらもったいないぞ!

 

苦言や注意に感情をはさまない

次は「注意する時は感情をはさまない」です。

人は相手の言葉より、言い方や感情に大きく反応します。

あなたの言うことは正論なんだけど・・

高圧な態度と言い方がひどい・・

なんて思ったことは、ないでしょうか。

 

部下が何かをやらかしてしまったときでも、それが命にかかわるような大惨事につながらない案件でないなら、瞬発的に反応してしまうのはやめましょう。

 

そのような時、上司のあなたはトイレに行って大きく深呼吸をしましょう。

深呼吸は副交感神経を優位にしてくれます。

つまり頭を冷やしてくれるんです。

頭に血が上ったら、間を開ける、一呼吸おく、などしてから相手と向き合うのが得策です。

 

頭に血が上った状態というのは、心に余裕がなく、注意力や思考力も低下しています。

さらに頭に血が上るというのは、相手の行動や思考について、こちらが思い込みで決めつけている場合が多いです。

相手からの予想外の反論や、こちらの勘違いとなったとき、頭に血が上っているときは素直に受け入れることができず、事態は泥沼化してしまう恐れもあります。

 

こちらの想いが100%伝わると思ってはいけない

 

こちらが熱く、解りやすく、やさしく、丁寧に問題点をしてきし、予防策や改善策を手とり足取り教えたとしても、相手には半分くらいしか伝わってないもの。と認識するのが良いかもしれません。

もちろん、これには個人差がありますが、こちらの気構えとしては、それくらいで丁度よいのです。

何度も繰り返えし言うことで、半分から60%、70%、と相手が飲み込んでいくんです。

 

なぜ、こちらの想いは相手にきちんと伝わらないの?

人それぞれは、育った環境によって「違った主観」をもっているからです。

  • 3万円と言えば「大金(たいきん)」だ
  • この町には、飲食店が多い
  • 社食のカレーは、辛すぎる
  • これは、絶体絶命の大失態だ
これらは、人によって意見が分かれる見解です。
3万円を「はした金(かね)」と言う人もいるし、茨城の田舎町にしては飲食店は多くても、新宿の歌舞伎町から越してきた人にとっては、物足りません。

人によって主観、解釈、観念がちがうので、こちらの主観で話したことが、そのまま相手の主観と合致するとは限らないからです。

まとめ

森岡氏は「行動を変えるコツ」というテーマで講義してましたが、DAIKIさんの根本的な悩みである「部下に注意するには」という疑問にも答える記事にしてみました。

行動を変えるコツ

■まずは5回に1回できた自分を褒めることから、徐々に成功率を上げれば良いと考える

部下に注意する・苦言を言うときは・・

■先に苦言を言ってから、後で良い面を言ってフォローする

■苦言や注意をするときは、負の感情をはさまない

■こちらの想いが全て伝わらないと心得る

 

この記事が参考になれば、嬉しいです。

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